名古屋-沖縄路線を利用して
おすすめ路線の第2回では、名古屋-沖縄(NGO-OKA)路線についてお話しました。
プレミアム旅割28で名古屋-沖縄を往復するだけで4,844PPもらえるので、それだけでもそこそこ良い路線です。
さらにNGO-OKAを一日で2往復するのも、意外と効率が良いよという内容を書きました。
今回はその応用編ということで、さらにPPを稼ぐ方法について考えていこうと思います。
沖縄からどこに行くべきか?
とりあえず名古屋から沖縄に飛ぶのは良いのですが、そこから次にどこに行くべきかを考えないといけません。
ではどこに行くべきかは、まず沖縄発の便がどこに行っているかを調べる必要があります。
沖縄発のANA便が就航している空港は、調べてみると結構たくさんあるんですよね。
こんな感じで。
最も便が多いのが東京(羽田)で、次いで伊丹と福岡、石垣、宮古といった順になっています。
マイルだけで考えると、一番遠い路線は沖縄-札幌(千歳)となっています。
この辺りをうまく利用していくことになるわけですね。
沖縄-羽田路線を追加すると
というわけで、今回は最も発着便が多い沖縄-羽田路線について検証していきましょう。
実際問題として、沖縄-羽田往復ができるかということになるのですが、時刻表で確認した限り
沖縄-羽田往復をして、同日名古屋に戻ることは可能
でした。
実際のタイムスケジュールは以下の通りとなります。
① 名古屋 08:40 沖縄 11:10
② 沖縄 11:35 羽田 13:50
③ 羽田 14:40 沖縄 17:35
④ 沖縄 18:00 名古屋 19:55
(2018年1月31日までの予定のため、それ以後は各自ご確認ください)
なかなか忙しいといえば忙しいかもしれませんね。
那覇空港での乗り継ぎ時間が、往復ともに25分しかありません。
そういう意味では、沖縄を堪能しているような時間は全くなさそうですね。
まさに修行といった感じで。
ここは少々残念なポイントですねぇ。
しかし1日で一気にPPを稼ぐことができるというメリットはあります。
では実際にどれぐらいのPPを稼ぐことができるのか、計算してみましょう。
すべてプレミアム旅割28でフライトした場合
今回の旅程をすべてプレミアム旅割28で取ったとすると、まず名古屋-沖縄間は先ほど書いたとおり4,844PPもらえます。
そこに沖縄-羽田の往復分のPPが追加されることになります。
沖縄-羽田のPPはどれぐらいかというと
プレミアム旅割28で行くと、125%積算率かつ400ポイントの搭乗ポイントが付くので、2,860PP獲得できます。
ですから沖縄-羽田の往復では5,720PPを取得できるわけですね。
ということで、今回の1日の全旅程(名古屋-沖縄-羽田-沖縄-名古屋)で取得できるプレミアムポイントは
10,564PP
となります。
1日にして国内線のみで10,000PP越えですから、かなり効率は良いと言えるでしょう。
NGO-OKA-HND-OKA-NGOのPP単価は?
では今回の旅程のPP単価がいくらになるか計算してみましょう。
名古屋-沖縄間のプレミアム旅割28は、1-2月中は26,260円となっています。
3月以後については、値段が少し上がってしまいます。
同様に沖縄-羽田間のプレミアム旅割28は、1-2月中は24,990円でした。
実は沖縄-羽田間の方が、もらえるPPが多いわりに値段は安いんですよねぇ。
旅行する人がが多い分、運賃は安くなっているんでしょうか。
そう考えると、やはりセントレア発のSFC修行はもともと不利だと言えますね。
気を取り直して、実際にPP単価を計算してみますと
PP単価 = 26,260×2円(名古屋-沖縄往復) + 24,990×2円(沖縄-羽田往復)/10,564PP = 9.70
と、全体で見るとなかなかのPP単価に落ち着いてくれます。
これは沖縄-羽田間のPP単価が良いことも影響しているんでしょうね。
名古屋-沖縄-羽田往復の問題点は?
1日で10,000PP以上を稼ぐことがき、PP単価もかなり良好なこのプラン。
ちょっと乗り継ぎが多くて忙しくなってしまいますが、それ以外は良さそうに感じますよね。
しかし、この旅程も全く問題がないわけではないのです。
その一番の問題点は
羽田-那覇間のチケットが取りにくい
ということなんです。
やはり羽田発着でSFC修行をする人が非常に多いようで、プレミアム旅割28のチケット取得がかなり難しくなっているんです。
特に週末なんかは、オフシーズンの1・2月でもなかなか予約が取りにくい状況となっています。
調べてみたところでも、片道は取れたとしても、反対が取れないといった日が多いんですよ。
平日に関しては、まだまだ余裕はありそうでしたけどね。
ですから、場合によっては片道はプレミアム旅割28で、反対側はエコノミーでということになってしまうかもしれません。
それでも一度の旅程で、そこそこのPPを稼ぎ出すことが可能ではあるんですけどね。
3月分までについては、現時点ではなかなかNGO-OKA-HND-OKA-NGOのチケットは取りにくい状況かと思います。
しかし1月下旬に3月25日以後の国内航空券が新たに発売されるはずですので、そこでこの路線のチケットを早々に取得して修行を予定するのはよいんじゃないでしょうか。
その代わり3月以後は多分運賃が少し高くなるため、PP単価は少し悪化してしまうと予想されますのでご注意を。
羽田以外の路線についても、また次回以後検証していこうと思います。