今回は国際線を利用します
これまでもSFC修行によさげな路線を書いてきましたが、今回は海外編です。
国内線は比較的気軽に予約が取れるのですが、海外となるとちょっと気合が入りますよね。
しかし海外旅行になるとはいえ、ANAの国際線を利用した場合、最短2日間で修行ができるのです。
「なかなか休みが取れないよ~」という方も、週末に2日間休みを取ることができれば、ガッツリPPを稼ぐことができちゃいます。
修行僧には有名なSINタッチ
多分SFC修行についていろいろ調べていくと、必ずこの言葉に遭遇することでしょう。
SINタッチ
最初は何のことかと思いましたが、“SIN”というのはシンガポール(チャンギ空港)を示すコードなんです。
以前国内線編では“OKAタッチ”というのを紹介しました。
今回はそれのシンガポール版ということですね。
セントレア発のSINタッチ
セントレアからのシンガポールに行く場合、残念ながらセントレア発のANAの直行便はありません。
そこでANA便を利用しようと思うと、まず成田あるいは羽田まで行かないといけません。
一番シンプルなのが
NGO-NRT-SIN-NRT-NGO
ですね。
この方法であれば、2日間のうちに比較的短時間でシンガポールを往復することが可能となっています。
セントレアを昼過ぎに出発すればよいので、余裕があるプランですよね。
PP単価を下げるためには、国内線乗り継ぎ利用を
できる限り短期間でPPを稼いでしまおうということであれば、国内の他の空港発着とする方がPP単価を下げられて有効です。
成田や羽田発のチケットだけを取るのは、なんだかもったいない気がしてしまうぐらいです。
と言いますのも
大阪、名古屋は、東京発の国際線搭乗時は、東京までの国内線利用料無料
となっているからなんです。
しかも
プレミアムポイントに影響する運賃積算率は100%
となっていますので、結構これが大きいんですよね。
通常の旅割でチケット購入した場合、運賃の積算率は75%ですので、それよりもかなり有利な条件となっています。
ただし注意点があります。
2018年10月1日以後は、国際線のチケット券種によって積算率が異なってくる
ということです。
プレミアムエコノミーに関しては、引き続き100%で取得できますので、影響はないんですけどね。
割安なエコノミーのチケットの場合、国内線の積算率が、最低で30%になってしまうこともあるようなのでご注意を。
大阪、名古屋は、前述した通り国内線利用料無料なんですが、さらに
大阪、名古屋以外の国内空港からの国内線も、片道5,000円で搭乗できる
なんていう、太っ腹な仕組みになっているんです。
つまり、石垣だろうが千歳だろうが、どこからでも国内線は片道5,000円を付け足すことで利用できるんです。
そして先ほど書いたように、プレミアムポイントの積算率は100%なので、これを有効に利用することで、全行程のPP単価を下げることができるという訳です。
搭乗できるクラスはエコノミーとなってしまいますが、5,000円で乗れる区間なんてほとんどありませんからね。
発着する国内の空港が遠くなればなるほど、5,000円でプレミアムポイントをガッツリ稼ぐことができます。
それを利用したSFC修行の代表的なものが
OKA-SINタッチ
と呼ばれるものですね。
これはOKA(沖縄)経由で羽田あるいは成田まで行き、そこからシンガポールへ。
続いて東京へ戻り、沖縄まで行くというものです。
この場合、本拠地の空港から沖縄までの往復チケットを別途購入する必要があります。
セントレア発のOKA-SINタッチは可能?
時間に余裕がある方でしたら、シンガポールに1泊滞在するプランとすれば全く問題なく可能です。
ただ週末の2日間のみで完結させようとすると、ちょっと難しい面があるんです。
実際の時刻表で見てみますと
羽田 00:40 → シンガポール 06:40
羽田 11:05 → シンガポール 17:15
成田 17:00 → シンガポール 23:15
成田 18:05 → シンガポール 24:15
以上の4便があります。
逆に、シンガポール発の便は
シンガポール 00:35 → 成田 08:45
シンガポール 06:10 → 成田 14:20
シンガポール 11:00 → 羽田 19:10
シンガポール 22:15 → 羽田 06:30 (翌日)
以上の4便となります。
これをうまく組み合わせて予定を立てることになるわけです。
羽田に19:10に着く便は便利そうなんですが、その時間から他の空港に飛んでいると、その日のうちに名古屋にはたどり着けなってしまうんですよね。
そうなってくると、帰国で使える便は成田着の便となります。
また沖縄経由で東京から出発しようとなると、出国で使える便も成田発限定となります。
そんなことから、名古屋発でOKA-SINタッチを2日間でする場合には、往復とも成田便を利用することになります。
実際にチケットを取得しようとしてみますと、名古屋8:40発の沖縄便に乗れば、往路は問題なくSINまで到達することができます。
しかし復路便は
成田-沖縄便が夕方出発の便のため、沖縄到着が20:50となってしまうんです。
そうすると当日中には名古屋に戻ることができないということになります。
そこで次善の策として考えられるのが
NGO-OKA-NRT-SIN-NRT-FUK-NGO
というルートです。
記号だらけで分かりにくいですね(^^;
これは復路は沖縄まではいかずに、福岡を経由して名古屋に戻るというものです。
これであれば
このとおり、土曜日に出発して日曜日の夜には名古屋に戻ってくることができるんです。
福岡発名古屋行きのANA最終便は20:40
というのがありますので、日曜日のうちに無事に名古屋に戻れるというわけです。
しかも
往復プレミアムエコノミーで12万円ちょっと
で修行ができるんで悪くないですよね。
ただし問題点としては
シンガポール滞在時間が6時間
と、ほとんど何もせずに帰ってくることになってしまうということがあります。
いわゆる
エクストリームSINタッチ
と呼ばれるものになるわけですね。
あくまで”PPを稼ぐため”と割り切っていればよいですが、そうでない場合にはちょっと辛いかもです。
OKA-SIN-FUKタッチのPP単価は?
今回紹介した沖縄、福岡を経由したセントレア発のエクストリームSINタッチですが、気になるのはPP単価ですよね。
実際に計算してみましょう。
先ほど試してみた6月の日程で考えてみますと
路線 価格 PP 備考
① NGO-OKA 29,610円 2,422 (プレミアムクラス 別途購入)
② OKA-NRT 1,968 (国際航空券国内区間 エコノミー)
③ NRT-SIN 5,368 (プレミアムエコノミー)
④ SIN-NRT 5,368 (プレミアムエコノミー)
⑤ NRT-FUK 1,134 (国際航空券国内区間 エコノミー)
⑥ FUK-NGO 18,510円 1,335 (プレミアムクラス 別途購入)
となります。
沖縄発福岡着のシンガポール往復便の料金は、プレミアムエコノミーで124,480円となっています。
そうすると
PP単価 = 172,600円/17,595PP = 9.81
と、10を切るまずまずのPP単価になってくれます。
もちろんもっと沖縄のオフシーズンなどを選べば、さらにPP単価を下げることはできると思います。
週末しか時間が取れない人はSINタッチもありかも
というわけで、今回は海外編ということでSINタッチをご紹介しました。
2日間でガッツリ稼ぐには、行きに沖縄、帰りに福岡を経由すれば、さらにPPをゲットできます。
しかしほとんどの時間を飛行機に乗っていて、シンガポールでの滞在時間はかなり短くなってしまうので、それをどう考えるかですかね。
ちなみにこの記事を書いている現在、実はSINタッチ中で、ラウンジで書いております(笑)
実際のSINタッチの様子については、また後日ブログに書きますのでお楽しみに!!
今回紹介したNGO-OKA-NRT-SIN-NRT-FUK-NGOは、一撃で17,600PPを稼ぎ出すことができますから、それなりに大きいかと思います。
同じことを3回実行すれば、それで解脱できちゃうぐらいですからね。
修行のどこかで1回くらいは組み込むのはありかと思いますよ。
もちろん時間に余裕がある方は、宿泊も含めたもっとのんびりとしたプランを組むことをお勧めいたしますけどね~。
ちなみに、さらに一気にプレミアムポイントを稼ぐために新たなプランも開発しました。
その名も
ハイパーエクストリームSINタッチ
というものです(笑)
詳細は以下の記事に書きましたので、よろしければどうぞ(^^)